荒井美三雄(あらい みさお)
監督。
1938年、東京生まれ。
東映の京都撮影所に配属され、今井正、田坂具隆、石井輝男、中島貞夫、工藤栄一などに助監督としてつく。
「異常性愛路線」では、バッシングのなか石井を強力にバックアップ。
『徳川女刑罰史』では脚本にも参加し、熱烈な石井輝男信奉者となる。1969年の監督デビュー作『温泉ポン引女中』で、土方巽一派を出演させて親交を深める。
1973年、関西で初めての土方巽自身の出演による舞踏公演を京都で実現し、舞台撮影を行う。
2003年、新たなパートを撮影して『土方巽 夏の嵐』として完成させ公開した。