2010年3月23日火曜日

丹波哲郎氏


↑左・丹波哲郎氏、右・石井輝男監督


丹波哲郎(たんば てつろう)
俳優。
1922年、東京府豊多摩群大久保町字百人町(現:東京都新宿区百人町)生まれ。
中央大学法学部卒業後、創芸小劇場、文化座を経て、1952年、『殺人容疑者』で主役デビューし、新東宝に入社する。
その後は脇役ばかりの日々であったが、敵役、悪役として主演俳優を圧倒してしまうほどの強烈な存在感を見せた。
1960年、フリーとなり盟友となる当時フジテレビのデレクターの五社英雄とコンビを組み、アクションドラマ「トップ屋」で注目される。
同じ五社によるテレビ時代劇「三匹の侍」でスターダムにのしあがり、フリーの立場を生かして、主役や準主役として多数出演した。
『第七の暁』『五人の軍隊』『007は二度死ぬ』外国映画などにも重要な役で出演、『人間革命』『砂の器』『大日本帝国』『二百三高地』などの大作、話題作への出演も多い。心霊学と霊界に深い造詣を持ち、自ら霊界の宣伝マンと名乗った。
だが、2006年9月24日、肺炎のため自ら霊界へと旅立った。
享年85才。







 

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